スライドジャパン『TAKE OFF』

昨晩、なんか急に思い立ってスライドジャパンのCDを聴いてみた。

自分が参加したレコーディングって、録り終わってから時間が経つと、そのときよりちょっと違う風に聴こえて面白い。

思ってたより悪くないとこもやっぱ微妙だなと思うとこもあるけど、それを直視して認めることができると、前に進める気がする。

誰かも言ってたなぁ『アーティストにとって録音は、終わった瞬間から後悔の産物になる』って。

その言葉を聞いたときも受け売りだったので、言葉自体は元と変わっているかもしれないけど、その気持ちはなんとなく分かる気がします。

だから自分の参加したCDってあんまり積極的に売る気にならないんですよね。

でも、それは作品の内容がどうこうというよりは、常にアップデートして高みを目指しているからそう感じるんだろうなと思うし、それはこれからも続くと思うので、録音の時は全力で、終わったら反省して受け止めて次に生かしていきたいと思います。

しかし、黒金さんうめぇ…。

ではまた!

こちらでひっそり販売しておりますので、よければお買い求めください。

吹き納め 〜Makin Whoopee編〜

こんばんは。さとーです。

おかげさまで今年のすべてのお仕事を無事終えることができました。

今年は佼成ウインドの公演をはじめ、トワイライトのツアーや初めての試みの納涼祭、スライドジャパンではCDを収録したりと、いろいろな面で充実した活動をさせていただいたように思います。

あとは佼成で先代の跡を継いで、コーヒー屋さんをはじめたのも2016年からですね。いまではハンドドリップで一日3〜4リットル淹れてます。笑

そんな2016年の活動のなかでも、『Makin Whoopee』という曲を前に出させてやらせてもらったのは、自分のなかでは大きかったなぁと思います。

基本的にあまりソロなんてやりたくないのですが、ある日、佼成のミュージックアドバイザーの藤野さんに

『さとーくん、ジョージ・ロバーツって知ってる?』

と声をかけられまして

そりゃあ知ってますとも、バストロの神様的な人ですから。

でも知ってるっていったらソロ吹かされると思って

『し、し、し、し、し…知らないです』

と思わず口から出てしまいましたが、気づいたら結局やることになってしまいました。笑

この曲は全部で三回やったのですが、一回目は6月に中野サンプラザで佼成ウインドと。

img_20160710_231456(共演は佼成ウインドTP奥山さん)
二回目は先週、鳥取で広島交響楽団さんと。

wp-1482494289558.jpg(広響Tubの古本さんと!)

三回目はクリスマスにサントリーホールで佼成ウインドと。

wp-1482997780435.jpg

この写真だと、目をつむって、気持ちよく歌い込んでいる…ように見えますが、ずっと目を開けて譜面を見ていた記憶しかないんだよなぁ爆

こんな感じで演出あり、小芝居ありだったこともあって、どの公演も気持ちよく吹けました。

あとから考えてみると、上手に吹きたいとか、こう吹こうって用意してきたものをちゃんと出そうってすることよりも、ステージ上で自分がそのときに感じているものを吹こうっていう、なんというか純粋な好奇心みたいなもののウエイトの方が大きくなると、自然と吹きたいものがでてくるし、自分のなかでは結果的にいいものになるような気がしています。

まぁステージに立つ以上、誰でも失敗するよりは上手く吹きたいと思うものだと思いますが、そこに縛られていると自分らしいものが出てこないっていうのはここ数年で身にしみたので、だんだんシフトしていけたらいいなぁ。

本当に気持ちいい本番でした。

サントリーのときの小芝居だけは若干後悔がのこりますが…精進します!←なにを笑

ということで、クリスマスにこの公演が終わったあとは、トワイライトのリハで今年は吹き納め。

そんな吹き納めの日は

という間抜けな感じで終了しました笑

相変わらずこんなヤツですが、みなさま来年もどうぞよろしくお願いいたします。

一足早いですが、今年のブログはこれにて。

では、みなさま良いお年を〜!

何気ない言葉に考えさせられること

こんばんは、さとーです。

昨日知人から

『佐藤さんは、なんで音楽やってるんですか?』

って言われて。

その人は音楽やってる人じゃないので、なにか意図があって聞いた訳ではないみたいなんですが、アレっとなってしまいました。

上手くなりたいなぁとか、こういう風に吹けるようになりたいなぁとか、目標や向上心は常にありましたが、なぜ音楽をやっているのかって改めて聞かれると、すぐに答えが出てこなくて。

もう少し正確にいうと、表面的な理由は思い浮かぶんだけど、それが自分がイマイチしっくりこない。

好きだからとか、音楽の喜びを感じていたいとか、楽団に貢献したいとか、もっと現実的な理由だと、生活の為とか、仕事だからとか、もちろん他人から評価されたいとか、そういう利己的な気持ちもあるけれど

ただ、それが僕が音楽をする理由なのかというと、なんか違和感があって。

それも理由の一部ではあるんだけど、いまの自分がなんのために吹くのかっていう、核心に触れていないような気がして。

ただ、しっかりとした答えはいまは見つからなかったけど、これは自分が音楽をする意義ではないなと感じられるものは選別できたので、すこしだけ自分が心のどこかで望んでるものに近づけたような気がします。

余計なものをおろせたというか、棚卸し的な感じです。

これは考えて答えを出すようなことでもないし、誰かに聞いたり、どこかに求めるようなことでもないと思うので、自分の中からなにかがあらわれるのを待ってみようと思います。

問いがおこったからには、答えは見つかる…と思う。

それがはっきりわかったときには今以上に真摯に音楽ができる気がする。

なんて昨日カレー食べながら考えてました。

ねこたん、おいらがんばるよ。

ということで、今日はこのへんで。

ではまた~!